2022.6.30
長時間の立ち仕事で痛めた腰を、適切なケアしてもらいました
「年齢」46歳 「性別」男性
「こんな症状の悩み」 左仙腸関節痛がメイン
長時間の立ち仕事で腰痛がある。前かがみになる態勢が頻繁にあり、そのために腰痛になったらしい。特に左仙腸関節周囲に痛みを感じている。
「ビフォー」の体の状態
腰部の負担があるために、胸椎1,2,3番の部位に若干の膨隆が見られた。他動で仙腸関節から腰椎を動かすと胸椎の膨隆部に動揺が伝わるので胸椎部位も影響を出している原因部位になる。
「何を重点に行い、ケアしたか」
脊椎のバランスをとるために腰部と胸椎周囲の部位に“ハリ”をする。それにより脊椎周囲の筋肉、靭帯の緊張を緩めて膨隆などが正常に戻り、腰部への負担が軽減した。左腸骨稜に前屈時に痛みが残ったのでカラー(痛みのカラー数種類の混合)を貼付することで完全消失する。
「アフター」としてどうなったか
胸椎の膨隆は消失して腰部の前かがみ姿勢での腰痛はほぼ消失する。一か月に一回のペースで来院すると、同じ部位に痛みが出るのは仕事の姿勢に問題がある。その改善する姿勢の問題点を探し、改善できるように指導する。
「予防・自宅でのケア」の提案
長時間の立ち仕事の為、十分な休息と、軽い運動を勧める。運動の頑張りすぎは仕事に疲れをもたらせるから軽い運動となる。日常生活を含めて姿勢に楽で改善できるような動きを提案している。