2022.4.29
歩くたびに痛んでいたヒザが、今では問題なく歩行できるようになりました
「年齢」61歳 「性別」女性
「こんな症状の悩み」 左右変形性膝関節症
左右膝関節が歩きや階段の上り下りなど痛くて大変辛い。毎日の出勤など出かけることが困難になりそうで困っている。体を左右に揺らしながらの歩行でないと膝が痛い。また一歩の歩幅が極端に狭くチョコチョコ歩きしか出来ない。今は何とか痛くないようになれば楽でよいという。
「ビフォー」の体の状態
屈曲制限が強く困難である。変形もあり膝内側に自発痛、圧痛がある。聞くところによると以前もこのようになったことがあり、整形で治したことがあった。腰部や大腿部など筋肉が固くなっている。膝関節周囲の各筋肉の付着部に炎症やそのために筋の硬直化がでて、膝に痛みを誘発していると思われる。
「何を重点に行い、ケアしたか」
まず痛みを取ることが先決なので、カラー治療を行う。カラー治療は膝の痛みに対して効果があります。貼付後歩かせてみると“痛くない”と喜んでくれます。その後オステオパシー等関節周囲やその上下周囲の治療を行う。
「アフター」としてどうなったか
カラー治療を行うことで痛みは自覚的にほぼ消失したようだ。歩行は完全ではないが来院時から比べると格段に歩きやすくなっている。しかし翌日にまた痛いと来院されたが、同様の治療を行い、次第に通常の歩行が可能になっていった。
「予防・自宅でのケア」の提案
仕事での通勤や使用などで動くことが多いが、まず痛くない動きをすること。また太ももの筋力強化などを取り入れて膝の負担を軽くすることを提案する。