2022.8.16
雪に滑って手首を骨折したが問題なく日常生活に戻れた!
「年齢」29歳 「性別」女性
「こんな症状の悩み」
雪に滑って手をつき骨折する。近くの総合病院へ行ったが、その日は骨折患者が多く、「手首の骨折を手術で治すことが出来ないが、徒手整復だったらできる」ということで手術をしてもらえなく、徒手整復をしてもらった。そのせいで手首の変形と動作痛があり、力も入れられず生活に支障をきたしている。いずれ使っているうちに良くなると言われましたが、今困っています、という。
「ビフォー」の体の状態
左右の手首の形状は明らかに違いがあり、手首を上に反らすことも手掌側に曲げることも、また把握する際親指がしびれて力が入らない状況です。ギブス固定の影響で肘関節周辺の筋緊張や肩関節周辺の筋緊張もあり、家事などに大変支障をきたしている状況です。
「何を重点」「どういうケア」
すぐにでも右手を使えるように関節の可動域を改善させることが必須です。手関節の可動範囲の拡大と第1指(親指)の改善を優先していきます。
「アフター」
1回目の施術で手関節、肘関節、の運動範囲は大幅に拡大する。また第1指のシビレ感もほぼ改善され、力を入れて握ることが可能になった。来院時はバッグを掴むことが出来なかったが、それもできるようになる。
「予防」「ケアの提案」
手首を使える範囲でどんどん動かすことが治る早道であることを伝える。