2022.4.29
バイク事故からの親身な対応とリハビリ、適切な指導をいただきました
「年齢」49歳 「性別」男性
「こんな症状の悩み」
バイクの運転中に交通事故(自損事故)を起こして頚椎損傷する。直後から頚部周囲の痛み、右肩甲骨周囲の痛み、左右上肢の痛みシビレ(特に右手の平、第1,第2指)あり。
「ビフォー」の体の状態
頚部周囲の筋肉は硬直でガチガチ、背部は常に違和感があり、左右上肢は浮腫みでパンパンになっており、右肩の挙上運動制限、右肘関節屈曲制限、左右手掌までパンパンな状態であった。
「何を重点に行い、ケアしたか」
頚椎損傷を更に悪化させないように慎重に首の周囲筋を緩め、左右上肢のパンパンな浮腫みを解消するための手技療法を行う。浮腫みによる圧迫が神経に影響を与えているので、浮腫みが取れることでかなりの割合で不快症状は緩和されるはずである。
「アフター」としてどうなったか
頚部周囲の筋硬直はだいぶ解消できて、日常生活に何とか対応できるところまで回復する。
上肢のパンパンな浮腫みは初期に比べてかなり良好だが、調子の状態によって良し悪しがある。それでも随分と良くなっている。
シビレは治療直後一応消失するが、またしばらくするとしびれるそうだ。これは頚椎損傷の影響があるので時間をかけながら様子を見ることになる。
「予防・自宅でのケア」の提案
無理な動きは厳禁だが、できる範囲内での動きを少しずつこなすことがリハビリになることをアドバイスとした。