2022.8.16
股関節の重点治療により、O脚が目立たなくなりました!
「年齢」34歳 「性別」女性
「こんな症状の悩み」
左膝の変形が悪化して膝を完全に伸ばすことが出来なくなった。階段を片足ずつ交互に降りることが出来ず、歩行は可能で散歩はできるが途中で膝周囲がパンパンになって、ストレッチなどをしなければ再び歩くことが苦痛になってしまうそうです。
「ビフォー」の体の状態
左膝は立位時O脚で外側にくの字に弯曲しているので、左右の足の長さは見た目で明らかに長さの違いが見て取れます。仰向けで寝た状態でも左膝は台には着くことなく、かなり浮いています。歩行時は膝蓋腱部に負担がかかっているようで痛いと訴えます。
「何を重点」「どういうケア」
左膝屈曲位による左下肢短縮の為、骨盤等のバランスが崩れているので、バランスが取れるように股関節を中心に関節の正常位置修復を重点に治療を行っていく。
「アフター」
バランスの悪さから背腰部の硬化があったが、股関節、膝関節、足関節などの関節変位を正していくうちに硬さの割合が減少して、それに伴い膝関節のO脚湾曲もかなり改善され、下肢の左右の長さの見た目も正面から見た感じはほぼ正常に見える状態までなったと感じます。
「予防」「ケアの提案」
本人が大変熱心に体力を落とさないために、日々の散歩や自転車での長時間の運動の努力があるので、こちらから特別に提案することがないようです。強いモチベーションをお持ちなので怪我の内容に頑張って頂きたい。